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木曽福島御菓子司 田ぐち
『木曽路は総て山の中に在る』とは夜明け前の一節ですが、
木曽路を走っていると確かにそれが実感できます。
木曽川の両岸はすぐに険しい山肌。
まさに谷底を走っている感覚でしょうか。

その中ほど、木曽谷がやや広がった辺りが今回訪れた木曽福島の町です。

ここには日本四大関所のひとつがあり、
また信仰の対象である御嶽山(おんたけさん)への拠点でもあることから
古くから木曽の中心都市として栄えて来ました。

そしてその風土を生かした食文化も花開きました。
 

この町においしいお菓子があるとの情報を得たのは9月半ば。
地元で収穫された栗を使った”栗小餅”と言うお菓子だそうです。

知り合いから送られて来た情報誌によると、
その店には他にもおいしいお菓子が売られている様子。
それまでは半ばジョークのはずだった木曽オフが一気に実現の運びとなりました。

当日は合流までにいくらかの障害もありましたが、
なんとか無事に全員が顔を合わせることもでき、
いざ、”田ぐち”へ!!

喫茶コーナーはないものの、
休憩用の小さなテーブルと椅子を見つけた一行は
先の”栗小餅”と”御嶽もなか”を買い、
ずうずうしくもさっそく食べてみることに・・・。

”栗小餅”は言わば栗で作ったおはぎです。
芝栗の風味たっぷりの栗きんとんで餅をくるんであります。
これは実に上品。
季節限定商品なのが惜しいくらい。

”御嶽もなか”は一風変わった柔らかい皮の最中。
まるで餅のように柔らかいのに、それでも香ばしさが残っている皮と
甘さを極力抑え、さっぱりとしたつぶし餡が見事にマッチしています。
 

この店には洋菓子も置いてあり、
特に季節の紅玉を使ったアップルパイや
自家製ペーストのモンブランには心惹かれるものがあります。
今回は時間とお腹に余裕がなかったために見送りましたが、
これからまた木曽へ行く楽しみが増えました。
 

木曽には親戚の墓参りに何度も足を運んでいたこともあり、

 今さら行っても新しい発見はないだろう、
 まあ五平餅の取材程度にはなるかな?

なんてことを考えていたのは他のメンバーには内緒です。(^^;

でもこの店のことは今まで知りませんでした。
きっとまだ他にもおいしい店やおいしい食べ物が
私の訪れるのを待っているんでしょうね。(笑)


 
2000年6月現在、田ぐちのサイトが開設されています。
http://on.kashitaguchi.co.jp/

もちろんネット販売も行っています。

一度試されてはいかがでしょう。


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1999/10/30 update