| 先日仕事中のこと。
車の中で昼食を取りしばしの休憩時間、近づいてくる女性にふと目が止まった。
今風の”イケてる”コギャル風の服装に身を包み、さっそうと歩くその手にはなぜかサ○ラ印のはちみつ容器・・・。(^^;
そしておもむろにその容器を持ち上げたかと思うと、いきなり口をつけて舐めた。(笑)
はちみつ人気もここまで来たのかと感心しきり。(ちょっと違う
はちみつは蜜蜂が花から採取した花蜜を巣に貯えた保存食品である。
水分は20%と少なく、また殺菌作用のある成分を含むため非常に保存性が高い。
成分は集める花蜜の種類によって大きく異なり、色が薄くコクの少ないものから色もコクも強いものまでさまざまである。
意外なことだが蜜蜂には同種であるが習性の違う数種があり、
貯えるはちみつの量に大きな差がある。
高緯度地方に住む蜜蜂は大量のはちみつを貯え、
低緯度地方に住む蜜蜂はほとんど貯えない。
これらが交雑すると習性は低緯度地方に住む蜜蜂のものになり、
最悪の場合、蜜蜂がはちみつを集めなくなることまであるのだそうな。
閑話休題
世間でははちみつの効能が取りざたされているが、ここではお菓子作りにはちみつを使うことについて考えてみたい。
はちみつの甘み成分はブドウ糖と果糖がほとんどを占める。
この二種類の糖は花蜜に含まれるショ糖が蜜蜂の唾液中の酵素により分解されたもので、ショ糖の甘さと比較するとブドウ糖はおよそ70%、果糖は150%の甘さを持っている。
はちみつ中のブドウ糖と果糖の量はおよそ40%。
同量のショ糖と比べた場合、およそ90%の甘みを持っていることになり、お菓子の甘みとして使う場合、グラニュー糖と同量か1割増程度が適量となる。
上記の通りはちみつは20%ほどの水分を含むが、意外なことにメレンゲを作る際の砂糖の替わりとしても使用できる。
はちみつにはわずかな酸味があり、どうやらこれがメレンゲの気泡を安定させるのに役立っているようだ。
はちみつは同じ甘さのグラニュー糖と比べておよそ8割程度のカロリーしかない。
各種ビタミンやミネラルを含み、消化吸収も良いはちみつをもっとお菓子作りに取り入れたいものである。
できればそのまま舐めるのだけはやめて欲しいなあ。(笑) |