今回アップした”ガトーバスク”、
小麦粉の皮でカスタードクリームをくるんで焼き上げたこのお菓子は、
我々日本人にとってもどことなく懐かしいような味がする。
これはフランスとスペインにまたがるバスク地方の郷土菓子だ。
古代から中世にかけてこのバスク地方には王国が存在し、
近世になってフランスとスペインに分割・併合されてしまったものの、
未だに民族意識が強く、独立運動などのテロも盛んである。(^^;
ここに住む”バスク人”は他のヨーロッパ系とは異なる由来不明の人種で、
言語の特徴から中央アジアに住む遊牧民の末裔ではないかとも言われている。
ユーラシア大陸全体に広がっていたアジアの遊牧民がゲルマン系の民族に分断され、
西の端に取り残された人々がこのバスク人の祖先なのではないだろうか。
さて、今回ガトーバスクを日本風にアレンジしようとしていて、
ふいにあずき餡を入れることを思いついた。(笑)
言わば”ガトージャポネーズ”と言ったところか。
かずさんからも中の具にはそれほど厳密な決まりがないと聞いているし、
あながち見当違いな代物ではないだろう。
そしてさらに気が付いた、バターをラードに置き換えたら・・・。
そう、これは”月餅”とルーツを同じくするものに違いない。(ぉぃ
そう思ってみれば形も似ているし表面に模様を書くところも似ている。
ルーツ問題の真贋は別にしても、
広大なユーラシア大陸の両端で似たような菓子が作られているのは興味深い。
せっかく思いついた”ガトージャポネーズ”だけれど、
どうやら先を越されてしまっていたようだ。
こうなったらカスタードクリーム入りの饅頭でも作るかな。(笑)
こいつならさすがにないだろう。
・・・検索したら見つかってしまった。(爆)
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