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P.Pで家庭内LAN(実話(笑
え〜、毎度馬鹿馬鹿しいお笑いを一席

ここ数年インターネットが大ブーム。
最近では自宅に複数台のパソコンを持ち、
ケーブルでつないで家庭内LANを実践している方までいらっしゃるようで・・・。


「よう!熊公、今日はずいぶんとごきげんじゃあないか。」

「おや八の字のだんな。えっへっへ、やっぱわかりますかね。
実はうちにもついにLANが導入されたんでさあ。」

「なんだいその”らん”ってのは? うまいのかい?」

「いやだなあ、食いもんじゃありやせんぜ。
だんなは知らないんですかい? パソコンをつなげる方法のことでさあ。」

「ぱそこん? ああ、あのいんたーねっととか言うヤツに使う箱のこったな。」

「おお、インターネットをご存じで、そいつは話が早い。
インターネットってのは”クライアント・サーバー型”のWAN(Wide Area Network)、
うちのは”ピア・ツー・ピア型”のLAN(Local Area Network)って違いはありますが、
結局両方ともおんなじようなもんでさ。」

「・・・なんだこいつは、いきなり小難しい文句並べやがって。
つまりは熊公んとこにもついにインターネットが来たってこったろう?
そいじゃあこれからちとガイジンさんのきれいどころでも拝みに行こうじゃないか。」

「・・・ちょ、ちょっと待ったぁ。インターネットって言ったらすぐにそれですかい。
それだけがインターネットじゃありやせんぜ。
う〜ん、そうですなあ。
離れたところの人と知り合ったり、
自分ちに居ながらにして世界中の情報を手に入れたり・・・。
そう言えばさっき食いもんの話をしてましたな。
地方の特産品だって手に入れられますぜ。」

「食いもんかい、そいつもいいな。んで、どんなのが手に入った?」

「だんな、”紫芋”って知ってますかい?
鹿児島の方で作られてる紫色のさつまいもなんですがね。
こいつを手に入れようとしたことがあるんでさあ。
結局直に手には入らなかったんでやすが、
九州の方に知り合いが出来やして、そいつに頼んだことがありやす。
そいつんとこじゃ昔栽培してたってことで期待したんでやすが、
どうも甘くない紫芋だったらしくてね。
ヤツんとこでも試しに食べて懲りたそうで。」

「甘くないさつまいも〜? そんなもん、売りもんになんかならねーだろうが。」

「いや、そうでもないんで。
加工用に使う”山川紫”なんてのがありやす。
アイスやケーキにはこいつを使うそうで。
そのまま食べるもんとしちゃ”種子島紫”や”紅芋”なんてのがうまいそうですぜ。」

「ふ〜ん、そんなもんなんかい。んで? 結局どうなったんだい。」

「はあ。それからかなり経つのに返事もよこさないもんで、しびれを切らして催促したんで。
そしたらなんと、以前のうまくなかった紫芋に懲りたヤツのおふくろさんが、
ヤツの『探してくれ』との頼みを聞いてくれなかったらしいんですな。
それを無理に頼み続けたもんだから、
しまいにゃあヤツとおふくろさんの関係までぎくしゃくしちまったらしいんでさあ。」

「・・・熊公、お前って極悪人だったんだなあ。
そのうち刺されても知らねえぞ。月の無い夜道にゃ気をつけな。」

「ヤツには悪いことしたと思ってます。でも、これがほんとの」

紫芋(Purple Potato)で家庭内乱


おあとがよろしいようで

Special thanks for ”ねう”


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1999/09/18 update