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バレンタイン受難

Happy Valentain

画像提供 Yumi's Kitchen

今年もバレンタインデーがやって来た。

もう心をときめかせるような歳でもなくなってしまったが、何故か気持ちだけはうきうきしてくる。
 

このバレンタインデー、”チョコレート会社の陰謀”とおっしゃる方もいるようだ。

元々バレンタインデーはキリスト教の聖人”聖バレンティニウス”の名にちなんでいる。
恋人たちの守護者と呼ばれる彼が殉教したこの日を、恋人たちが愛を告白する日として祝ったのである。

それを商魂たくましい日本のチョコレート会社が販売拡張のために利用した。

そして今では「チョコレートの年間売り上げの半分がこの日のために使われる」とまで言われるほど世俗的になってしまった。

これでは聖バレンティニウスも報われない。
 

じゃあチョコレートなんかに意味はないの??

そんなことはない、と私は思う。

チョコレートは「食べ過ぎると鼻血が出る」と言われるほど栄養価の高い食物である。
成分的に見ても体内ですぐにエネルギーに変わるショ糖や乳糖、脳を刺激するテオプロミン、若さを保つのに有効なポリフェノールなどを含む、言わば”天然の媚薬”である。
恋人に送るのには実にふさわしい食べ物なわけだ。
 

そこまで深く考えずとも”バレンタインのチョコレート”と言う”陰謀”に荷担するのもまた一興。

もうすぐ春。
この季節はまさしく恋人たちのものなのだから。


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1999/02/13 update