| 今年もバレンタインデーがやって来た。
もう心をときめかせるような歳でもなくなってしまったが、何故か気持ちだけはうきうきしてくる。
このバレンタインデー、”チョコレート会社の陰謀”とおっしゃる方もいるようだ。
元々バレンタインデーはキリスト教の聖人”聖バレンティニウス”の名にちなんでいる。
恋人たちの守護者と呼ばれる彼が殉教したこの日を、恋人たちが愛を告白する日として祝ったのである。
それを商魂たくましい日本のチョコレート会社が販売拡張のために利用した。
そして今では「チョコレートの年間売り上げの半分がこの日のために使われる」とまで言われるほど世俗的になってしまった。
これでは聖バレンティニウスも報われない。
じゃあチョコレートなんかに意味はないの??
そんなことはない、と私は思う。
チョコレートは「食べ過ぎると鼻血が出る」と言われるほど栄養価の高い食物である。
成分的に見ても体内ですぐにエネルギーに変わるショ糖や乳糖、脳を刺激するテオプロミン、若さを保つのに有効なポリフェノールなどを含む、言わば”天然の媚薬”である。
恋人に送るのには実にふさわしい食べ物なわけだ。
そこまで深く考えずとも”バレンタインのチョコレート”と言う”陰謀”に荷担するのもまた一興。
もうすぐ春。
この季節はまさしく恋人たちのものなのだから。 |