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スフレは如何にひび割れて

スフレチーズケーキ

以前はどうしても上手く焼けなかったスフレケーキ。
もう何度ひび割れやしぼみに泣いたことか。

しかし一度コツをつかんでからは様々な素材でも成功するようになり、オリジナルのレシピはそれなりに高い評価を受けていて実に嬉しい限りである。

それでもやはり難易度は高いようで、質問の件数も多い。
そこで今回はその中でも特に多かった『表面のひび割れ』『メレンゲの状態』についてある実験を行い、一応の結果を見たのでこの場を借りて報告する。

クリームチーズ 250g
生クリーム 100cc
卵黄 3個分
卵白 4個分
薄力粉 30g
グラニュー糖 90g
バニラオイル 適量
φ18デコ型1台分

材料は左表の通り、一般的と思われる”スフレ・フロマージュ。
作り方はスフレ・マスカルポーネに準じ、ひび割れが起きるように

1、適度のメレンゲで高温
2、泡立て過ぎのメレンゲで適温

の2通りで作る。
6分立てメレンゲ
1、6分立て(*注 私的基準)、適度のメレンゲ。
ホイッパーですくい上げた時に少しだけ塊になって落ちる。
これよりゆるい場合、焼いている途中で離水して分離したことがあった。
8分立てメレンゲ
2、8分立て(*注 私的基準)、泡立て過ぎたメレンゲ。
ツノの先端がヘタる。
チーズケーキ1
1のメレンゲを使い、私が使っているオーブンでの適温130℃に+10℃の140℃で湯煎で70分焼いたもの。完全に冷めてから撮影。
温度を高くした分焼き時間はやや短めにした。

上面ほぼ中央に大きなひび割れが走り、表面に多少しわが寄り、中央がわずかに膨らむ。

チーズケーキ2
2のメレンゲを使って適温の130℃で90分焼いたもの。同様に完全に冷めてから撮影。
右上に見えるひびのようなものはごみよけのティッシュにくっついた痕。(^^;

側面と上面の境目にぐるりとひび割れが走り、表面は比較的なめらかでひびもしわもなく、中央がやや沈む。

結果として、ひび割れの位置と上面の状態で失敗の原因を探ることができることがわかった。
今回はクリームチーズで作ったが、同じような作り方の他のスフレケーキにも応用が効くと思われる。
これで問題はほぼ解決するだろう。

残った問題はこの失敗作ふたつ。
果たしてどう処理するべきか。


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2002/11/06 update