[back][index][next]

配達されなかった一通のメール
ソルトレイクオリンピックが終わっちゃいましたねえ。
日本勢の成績は惨澹たるものでありました。(^^;

新聞やニュースによると、日本勢の不振は準備不足によるものが大だそうです。
また、別の記事によると、ウインタースポーツが日本ではお金にならないことが影響しているのだとも言われています。

北欧などではウインタースポーツを広告に使う企業が多く、選手たちはそれを合宿や強化の費用に充てているそうです。
ところが日本ではプロのウインタースポーツをマスコミが取り上げることが少なく、結果として選手たちには充分な予算がまわらない。
その練習量の差が成績の差となってあらわれた、と言うことです。
彼ら北欧の選手たちはスポーツによってお金を得る、つまりプロの選手と言うべきでしょう。


アマチュアリズムの象徴であるオリンピックにプロの選手が登場したのはいつのことだったでしょうか。
考えて見るとオリンピックがまだアマチュア中心だった頃、日本選手たちは世界の強豪たちに引けを取らないような成績を残していたような気がします。
野球やサッカーもプロリーグがあってこそ世界に通用するレベルになったとも言えます。
これからはスポーツにはアマチュアリズムが通用しない時代になって行くのでしょうかねえ・・・。


とまあ一見関係ないような話をしたのも、先日辻のエコールキュリネール国立の”国立祭”へ行ったからなんですよ。
ここは製菓専門学校ですから生徒たちは当然まだアマチュア。そんな生徒たちが今まで勉強してきた技術を世間に公開するためのイベントが国立祭だと思っています。
会場では生徒たちが作った大型工芸菓子の展示や、洋菓子の試食会などが開かれていました。
無料で配られる試食に原価割れしていると思われる喫茶コーナー、すべてが”見てもらう””食べてもらう”ためのイベントです。

アマチュアであるからお金は取らない、それは確かにそうです。
しかし、彼らの技術は既にお金を取ることのできるレベルであると感じました。
実際にそれ以下のレベルでお金を取っているお店だってあるじゃないですか。
彼ら学生たちはこれからプロの世界へ旅立って行く身、自分の技術がどれだけのレベルであるかを実感させるためには、ある程度の料金を取ることが必要ではないのかと感じた次第です。


私が会場へ行ったのは二日目の一般公開日でした。
初日は生徒たちの家族向けの公開日だったそうですね。
でも、一般の人たちこそが生徒たちの技術を本当に評価できたのではないでしょうか。
二日目ともなるとゼラチンやムースは乾き、むき出しの作品たちはさすがにかわいそうでした。
できれば奇麗な状態の作品を見たかったものです。

聞く所によると一日目でも二日目でも混んでいるのはあまり変わりがなかったそうで、それなら一般・家族の区分は必要なかったのでは?とも思います。

ともあれ、彼らは卒業して社会に旅立って行きます。
一アマチュアである私がすることではないでしょうが、彼らの前途が明るいようにと願わずにはいられません。
そんな彼らにはこの言葉を贈りたいですね。

『あなたがたの未来は大きく開けています、
一流のパティシエ目指して頑張ってください。』


[HOME]
2002/03/02 update