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ドリンクと胸やけ
Coke
ある日のこと、たまたま弁当と水筒を持参して仕事に出かけた私。
ふと喉の渇きを覚え、昼食を待たずして水筒に口を付けた。

『この味はひょっとして・・・』

思わず家に電話を入れて水筒の中身を問い合わせ、ある銘柄のお茶でないことを確認してようやく安心して飲むことができた。
できればあのお茶は飲みたくない。


別項でも述べたことだが、私は仕事中に缶飲料を飲む機会が多い。

普通は特定の銘柄を購入するのだが、最近では缶飲料の世界も栄枯盛衰がはなはだしく、自販機の内容もすぐに様変わりしてしまう。
となれば新しい缶飲料に変わる度にやむを得ず試すしかない。

そうやって飲んだ缶飲料の(私の)評価はまた飲みたくなるものから二度と飲みたくないものまで様々なのだが、また飲みたくなったものでも妙な現象に悩まされることがあった。


私はそもそも胃酸過多気味なので、運動の前に消化の悪いものを食べたり食休みを取れなかったりするとすぐに胸やけを起こす。
しかし、どう考えても問題ないはずの食事の後で胸やけすることがあり、いろいろと考えた末に原因が特定の缶飲料にあることに気が付いた。
例えば生のお茶の葉から抽出したエキス入りのお茶、比較的果汁が少ないのに香りの強い果汁飲料。

どうやら原因は”香り”にあるようだ。


香りは揮発性の物質が鼻孔に届くことで関知される。
揮発性は溶媒の温度に依存するため、冷たい缶飲料で十分な香りを出すためには必然的に量を多くすることになってしまう。
特に果汁の少ない果汁飲料では、果実らしさを出すために香料を多くする傾向がある。

以前、車内であるりんごの缶飲料を開けた時など、開けただけで車内にりんご(のような)匂いが充満してしまい、それだけで飲む気が失せてしまったことさえある。
メーカーは必要以上の香りが悪臭になることに気がつかないのだろうか?

風邪を引いた時など鼻が効かなくなれば食べる楽しみが半減してしまうことからわかるように、適度な香りは味覚との相乗効果で飲み物や食べ物の味をぐんっとアップさせてくれる。
しかし、過剰な香料の添加は百害あって一利なし、できれば願い下げにしてもらいたい。

本来ならば気分をリフレッシュさせるはずの清涼飲料水で気分を悪くしたのでは本末転倒もいいところ、清涼飲料水ぐらい”清涼”な原料を使って欲しいものだ。


動物は匂いで体に必要なもの不必要なもの危険なものを嗅ぎ分けることができるそうだ。
判断の基準が”胸やけ”ではあまりにお粗末な能力だが、多少なりと判断する基準があるだけマシなのだろうか?

でもなぜかコカコーラは平気なんだよね。
実は当てにはならない能力かも。(笑)


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2001/10/20 update