| 某月某日、某管理人が某所でプラムを見つけたと思いねえ。
(おっ、今日はプラムが置いてある。こないだここで買った大石早生は結構美味かったんだよな。時期から行ってこれはきっと太陽だろうな。大石に比べると果肉が固めで好みなんだよね。しかしこないだ焼いたプラムのケーキは失敗だった。まさかあんなに水分が出るとは思わなかったし、単純にプラムだけを焼いたんじゃ酸っぱ過ぎて味もイマイチ、次回は違う方法を考えないと。そういや某所でプラムのケーキのリクエストがあったんだっけ。プラムを焼き込んだケーキは確かあの本に載っていたはずだけど、あの本はどっかに行っちゃったんだよね。そうだ、かぼちゃのガレットの皮の生地が美味しかったから今度もあの方法でやってみようかな。いやしかしそのまま焼いたんじゃ水分が出ちゃうから問題外だな。やっぱり何かの方法で水分を飛ばさないと。そういや先週のどっちの料理ショーで取り上げてたプラムのソースは奇麗だったなあ。このプラムも煮たらあんな色になるかな? うん、そうやってジャムにしてから使えば水分の問題もクリアだね。そうそう、ジャムを焼き込んだケーキと言うかタルトがあったっけ。あれは確か英国党宣言のページにあったはず。でもあれじゃシンプル過ぎてお客さんの目を惹きつけられないかもしれないし、ここは苦しい時の本頼み、フレダーマウスのレシピ本のケーキのデザインを参考にしてみよう。)
家に帰った管理人。本を開いて材料のチェック。
(さてと、確かこのへんに・・・なるほど、リンツァートルテって名前なのか。ありゃ。このレシピだと浮き粉やらケーキクラムやらヘーゼルナッツ粉やらいっぱい使うんだ。面倒だしアーモンド粉と薄力粉だけでいいや。シナモンも使ってるけどうちの連中はスパイス嫌いだから入れるわけにはいかないな。出来上がりの写真を見る限りじゃ絞り出して形が残っているわけだから生地はかなり固いんだろうな。バターを多くしたいけどあまり多いと溶けて流れるから控えめにしないと。とりあえずアーモンド粉は在庫を150gくらい見つけたし残りは小麦粉で行こう。卵は2個くらいかな?バター生地だしあとから粉を入れても大丈夫だろ、固さは小麦粉を足して調整すりゃいいや。固い生地だしサブレの作り方で試してみるか。無塩バターはどこだっけ・・・と、ありゃ、100gしかないや。足りない分は普通のバター使うかな。おっと生クリームの残り発見!! 100ccあればバター50g相当だね、賞味期限ぎりぎりだしこれを使おう。飾りのスライスアーモンドも見つけたし、なんとか作れそうじゃん)
そして夜、いよいよ作業開始。
(さて、親父も寝たしこれからが私の時間だ、まずはプラムを煮てみようか。ふたつに割って砂糖を加えてゆっくり煮る、プラムは4個でいいでしょ、砂糖の分量はあとで計算しやすいように40gにしておきますか。なるほど、奇麗な赤い色になるもんだね、固さはこの程度かな?ちょっと酸っぱいけど甘さ控えめってことで誤魔化すことにして、目安は押してつぶれる程度、メモしておこう。次に台になる生地、卵を溶いて砂糖を溶かす、全卵だとやっぱり水分が多いなあ、マドレーヌの作り方に変更〜。そんで溶かしバターを少しずつ加えて、と。よし!奇麗に乳化した、生クリームもここで入れよう。バニラオイルをちょいと加えてふるった粉を入れる、あれ?これじゃ緩いかもしれない、しょうがない、小麦粉を50g追加。型はデザイン的にタルト型、まずは底に生地の半量を絞り出す。本ではオブラートを使っているけどそんなのはないから底だけ焼いてからジャムを乗せることにしよう。時間と温度はタルトの時と同じくらいでいいかな? 上にジャムを乗せて残りの生地を絞ってもう一度オーブンへ。焼き色を見ながら・・・よしっ!! これで完成。なかなかのもんじゃん。これならきっと味もいいはず。)
そして某サイトにまたひとつ新たなレシピが加わる・・・ |