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柏餅
そろそろ柏餅が出回る季節になった。 

私の買う柏餅のあんはこしあんだけで、しかも皮に砂糖などを加えていないものしか食べない。
我ながら頑固だと思う。
皮に砂糖を加えるのは保存性を良くするためらしい、砂糖を加えることで皮が固くなりにくくしているのだ。
つまり砂糖入りの皮を使った柏餅やその他のもち菓子は、製造してからの時間が経っている可能性がある。
実際はそんなことよりも砂糖入りのもち菓子の粘っこさが嫌なだけなのだが。 

ところで柏餅の葉の色は何色だったろう?
少し前までは茶色だったが、この頃は緑色のものが多いようだ。 

本来、柏餅の出回る時期は端午の節句前後と相場は決まっている。しかし、新暦の5月5日では柏の葉がそれほど大きくはなっていない。
実は柏餅の葉は昨年度の葉を貯蔵したもので、そのために茶色に変色してしまっているのだ。 

そう、以前は。 

近頃では、もっと暖かい国から柏の葉を輸入しているのだそうだ。 

こんな日本古来の菓子にまで輸入品が幅をきかせているのには、少々閉口気味である。
 



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1998/04/19 update